くまちゃを飲もう2.7

自分の備忘録です。

主審告白

主審告白読了しました。


■本全体の印象
家本氏の話してる内容を可能な限りそのまま使ったという印象からか、自己陶酔、自己満足というような印象をかなり受けます。
読んでいる間、頻繁に、本当か?と考えました。


取材があって、ライターが書いているのだから、もう少し第三者目線で表現・構成されていると、全然ちがうと思います。


■鹿島サポーターとして
2008のシーズン開幕を告げる、ゼロックススーパーカップ
あの時何があったのか、それを知る事ができる貴重な本(資料)なのかと思います。
※ただしあの試合に触れる分量は少ないです。


当時の私は、サポーターとしてあの内容、結果を受け入れる事は出来難く、
家本氏に不満や不信感をいだくのは当然と考えていました。
多くのサポーターがそうであったと思います。


それはこのスポーツが、何が起きたのか、何がダメ(ファール)なのか、説明がなく
スタジアムはもちろん、TV観戦ですら、状況が把握出来ないことが起こる、特殊性
があるからだと思います。
野球ではアンパイアがスタジアム内に説明することがあります。フットボールにはそれがない。

この本を読んで、審判が何を考えゲームに挑むのか、どの様にゲームをコントロール(規律正しくということではなく、ゲームが途切れることなく、観客が楽しむことが出来るか)しているのか、
そこに触れることで、また一つフットボールの楽しみ方を発見させてくれたと思います。